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2015年5月20日水曜日

一つの条件ならVLOOKUP、複数条件ならDGETを使い抽出する

Excel2013で、複数条件で抽出するDGET関数を使ってみます。


Excel2013で抽出する場合、一つの条件ならVLOOKUP関数を使います。

複数条件でVLOOKUP関数を使うこともできますが、抽出前に色々と条件を追加しないといけないのでたいへんです。

それならあえてVLOOKUP関数を使わずに、DGET関数を使えば簡単です。

1.抽出される名簿です。

2.氏名と出身地の2つから検索し、IDを抽出します。
抽出される名簿

DGET関数を入力します。

リボンの[数式]-[関数の挿入]をクリックします。
[関数の挿入]をクリック

関数の挿入ダイアログボックスが開きます。

1.関数の分類で「データベース」を選択します。

2.関数名から「DGET」を選択します。
関数の分類で「データベース」を選択

関数引数ダイアログボックスが開きます。

DGET関数の引数を設定します。

《DGET関数の引数》

DGET(データベース、フィールド、条件)

・データベース : 検索される表の範囲を項目名も含め指定します。ここでは名簿全体になります。

・フィールド : 抽出する項目名を指定します。ここでは「ID」になります。

・条件 : 抽出条件を項目名を含め指定します。ここでは「氏名」と「出身地」になります。

入力した式は下記になります。

=DGET(B2:F10,B2,H2:I3)
DGET関数の引数を設定

「氏名」と「出身地」の複数条件から、DGET関数を使い、IDが抽出できました。
DGET関数を使い、IDが抽出