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2015年11月15日日曜日

ExcelからExcelへの差込印刷を行う

Excel2013を使用し、ExcelからExcelへの差込印刷を行います。


差込印刷はExcelからWordへはできますが、ExcelからExcelへはないので、VLOOKUP関数とマクロを使って行います。

初めに、別シートに差し込むデータ表を作成しておきます。 ここではIDと氏名の名簿を使用します。
別シートに差し込むデータ表を作成

印刷を行うシートを作成します。 C2セルに入力した番号で宛先の印刷を行います。
C2セルに入力した番号で宛先の印刷

B5セルの宛先に下記のVLOOKUP関数を入力します。

=VLOOKUP(C2,Sheet2!B3:C10,2)
VLOOKUP関数を入力

これで番号を入力すると、Sheet2の名簿から名前が表示されます。
Sheet2の名簿から名前が表示

ここからマクロで指定した人にだけ印刷するようにします。

リボンの[開発]-コード部分の[マクロの記録]をクリックします。
リボンの[開発]-コード部分の[マクロの記録]をクリック

マクロの記録ダイアログボックスが開きます。

1.マクロ名を入力します。 ここでは「新製品開発メンバー」にしました。

2.[OK]ボタンをクリックします。 ここから操作が記録されます。
マクロの記録ダイアログボックス

番号欄に印刷する番号を入力します。
番号欄に印刷する番号を入力

印刷を実行します。
印刷を実行

次に別の人の番号を入力します。
別の人の番号を入力

印刷します。
印刷します

以上を繰り返し全てのメンバーを実行します。

マクロの記録終了をクリックします。 これでマクロ登録は完了です。
マクロの記録終了をクリック

作成した差込印刷のマクロを実行します。

リボンの[開発]-[マクロ]をクリックします。
作成した差込印刷のマクロを実行

マクロ ダイアログボックスが開きます。

1.複数のマクロが登録されている場合、マクロ名を選択します。

2.実行ボタンをクリックします。 これでExcelからExcelへの差込印刷が実行できます。
ExcelからExcelへの差込印刷