スポンサーリンク
ラベル 関数 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 関数 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2018年4月28日土曜日

数式を教えたり説明する時に便利なFORMULATEXT関数

Excelで、数式を教えたり説明する時に便利なFORMULATEXT関数の紹介です。

下はVLOOKUP関数を使った表ですが、他の人に説明する場合など数式が数式バーにしか表示されていないので分かりにくいです。

また[数式の表示]をONにし表示させた場合、結果が見えなくなってしまいます。

そこでFORMULATEXT関数で、数式を文字列に変換し別のセルに表示させます。
VLOOKUP関数を使った表

普通に数式を別のセルにコピーしただけでは、下のようにエラーになったり、セル番地が変わったりするので使えません。
数式を別のセルにコピーしただけではダメ

FORMULATEXT関数を使用した結果です。
使い方は引数に数式が入力されているセルを指定するだけです。
FORMULATEXT関数を使用した結果

全ての行にコピーし完了です。
これで数式とその結果が両方表示できます。
数式とその結果が両方表示できる

関連する記事に「VALUE関数で文字列を数値に変換する|エラーになる・合計できない・小数の場合」「文字列を数値変換する方法」があるので参考にしてください。

2018年4月21日土曜日

アラビア数字をローマ数字に、ローマ数字をアラビア数字に変換する

Excelでアラビア数字をローマ数字に、ローマ数字をアラビア数字に変換する方法です。


ROMAN関数でアラビア数字をローマ数字に変換する


アラビア数字をローマ数字に変換するにはROMAN関数を使います。

構文 : ROMAN(数値、[書式])
・数値 : 変換元の数値又はセル
・書式 : 0~4で、0が正式、4にいくほど簡略された形式になります。

変換結果のシートです。
B列 : アラビア数字
C列 : 引数の書式を0に指定
D列 : 引数の書式を2に指定
E列 : 引数の書式を4に指定

4にいくほど大きい数字が簡略されています。
変換結果のシート

ARABIC関数でローマ数字をアラビア数字に変換する

ローマ数字をアラビア数字に変換するにはARABIC関数を使います。
ARABIC関数はExcel2013で追加された新関数です。

構文 : ARABIC(文字列)
・文字列 : ローマ数字又はローマ数字が入力されているセル

ROMAN関数でローマ数字に変換した結果を、再びアラビア数字に変換しました。
ROMAN関数でローマ数字に変換した結果を、再びアラビア数字に変換

2018年4月16日月曜日

VALUE関数で文字列を数値に変換する|エラーになる・合計できない・小数の場合

ExcelのVALUE関数で文字列を数値に変換する方法です。


文字列が入力されているシートです。
3行目:小数
4行目:文字が含まれている
5行目:空
6行目:マイナス数字
文字列が入力されているシート

SUM関数で合計すると、0になり合計できません。
SUM関数で合計すると0

VALUE関数で数値に変換します。
VALUE関数で数値に変換

VALUE関数を下にコピーすると、4行目の文字を含むデータは#VALUE!エラーになりました。
このように数値に変換できない場合は、#VALUE!エラーになってしまいます。
5行目の空のセルは0に変換されました。
文字を含むデータは#VALUE!エラー

#VALUE!エラーのセルを削除し、SUM関数で合計すると正常にでき、数値に変換されたことが分かります。
SUM関数で合計すると正常

2018年4月9日月曜日

TEXT関数を使い、数値を文字列に変換した時の様々な表示形式

ExcelのTEXT関数を使い、数値を文字列に変換した時の様々な表示形式を掲載します。


TEXT関数は数値を文字列に変換する関数で構文は、TEXT(値 , 表示形式) となり引数の表示形式を設定することで変更できます。

日付の変換は「TEXT関数を使った、日付の表示形式一覧」を参照してください。

"#"の設定例


0と小数点以下は表示されません。
"#"の設定例

”#.###"の設定例


1桁目の0は表示されません。
”#.###"の設定例

"0"の設定例


0は表示されますが、小数点以下は表示されません。
"0"の設定例

"0.000"の設定例


小数点以下3桁まで表示されます。
"0.000"の設定例

"0%"の設定例


%に計算され表示されます。
"0%"の設定例

"\0"の設定例


先頭に「¥」が付きます。
"\0"の設定例

2018年2月12日月曜日

COUNTIFの複数条件版COUNTIFSで複数条件に一致するデータをカウントする

ExcelのCOUNTIF関数の複数条件版、COUNTIFS関数で複数条件に一致するデータをカウントする方法です。

下の都道府県別の人口と面積に検索条件を設定し、該当数を求めます。
都道府県別の人口と面積

リボンの[数式]~[その他の関数]~[統計]~[COUNTIFS]をクリックします。
[COUNTIFS]をクリックする

検索条件範囲1に、人口が入力されているセル全体を指定します。
検索条件1は、>2000000としました。

検索条件範囲2に、面積が入力されているセル全体を指定します。
検索条件1は、<10000としました。
検索条件範囲と検索条件を指定する

これで人口が200万を超え、面積が1万未満の都道府県の数がカウントできました。
人口が200万を超え、面積が1万未満の都道府県の数がカウントできた

2018年1月29日月曜日

全角数字を半角に、半角数字を全角に変換する関数|住所録を変換

Excelで全角数字を半角に、半角数字を全角に変換する関数を掲載します。

下の全角数字と半角数字が混じった住所録を変換します。

● 全角数字を半角に変換する関数


変換先のセルに移動し、リボンの[数式]~[文字列操作]~[ASC]を選択します。
ASC関数のヒントです「全角の英数カナ文字(2バイト)を、半角の英数カナ文字(1バイト)に変換します。」
[ASC]を選択する

関数の引数ダイアログが開きます。
文字列に変換元のセルを指定します。ここではB3セルになります。
関数の引数ダイアログが開く

これで全角数字を半角に変換できました。
全角数字を半角に変換できた

下にコピーすれば完了です。
下にコピーすれば完了

● 半角数字を全角に変換する関数


変換先のセルに移動し、リボンの[数式]~[文字列操作]~[JIS]を選択します。
JIS関数のヒントです「半角の英数カナ文字(1バイト)を、全角の英数カナ文字(2バイト)に変換します。」
[JIS]を選択する

関数の引数ダイアログが開きます。
文字列に変換元のセルを指定します。ここではC3セルになります。
文字列に変換元のセルを指定する

これで、半角数字が全角に変換できるので、下にコピーし完了です。
半角数字が全角に変換できた

2017年11月9日木曜日

よく使う関数を簡単に入力する方法

Excelで、よく使う関数を簡単に入力する方法です。

簡単にとは、リボンをクリックするだけで入力できる方法です。
関数の種類は下の5つです。

  • 合計
  • 平均
  • 数値の個数
  • 最大値
  • 最小値

関数の簡単入力方法


1.計算するセルに移動します。
2.リボンの[ホーム]~[編集]~[オートSUM]部分の▼をクリックします。
3.関数のリストが表示されるので選択します。
[オートSUM]部分の▼をクリック

合計を選択した場合(リボンの[オートSUM]をクリックするのと同じです)SUM関数が入力できます。
=SUM(セル範囲)
合計を選択した場合、SUM関数が入力

平均を選択した場合、AVERAGE関数が入力できます。
=AVERAGE(セル範囲)
平均を選択した場合、AVERAGE関数が入力

数値の個数を選択した場合、COUNT関数が入力できます。
=COUNT(セル範囲)
数値の個数を選択した場合、COUNT関数が入力

最大値を選択した場合、MAX関数が入力できます。
=MAX(セル範囲)
最大値を選択した場合、MAX関数が入力

最小値を選択した場合、MIN関数が入力できます。
=MIN(セル範囲)
最小値を選択した場合、MIN関数が入力

2017年6月1日木曜日

わかりやすいVLOOKUPの使い方|Excel関数

わかりやすく、ExcelのVLOOKUP関数の使い方を掲載します。

VLOOKUP関数とは、例えば、電話番号を入力したら住所と名前が表示されたり、社員IDを入力すると所属や氏名が表示できるようにすることができる関数です。

コードを入力すれば、それに属するデータが自動的に表示されるので、大変便利です。


下のシートでVLOOKUPを使ってみます。
コード入力のセルに、コードを入力すると、6行目の表から検索し「製品名」と「単価」を自動的に表示するようにします。
コードを入力すると、「製品名」と「単価」を自動的に表示する

● コードから製品名を自動的に表示させる


製品名のセル(C3)に移動し、リボンの[数式]~[検索/行列]~[VLOOKUP]を選択します。
[VLOOKUP]を選択する

関数の引数が開きます。
コードを検索するので、「検索値」にコードを入力するセル(C2)を設定します。
C2セルをクリックすると自動的に入力できます。
「検索値」にコードを入力するセル(C2)を設定する

「範囲」は、表全体の範囲を指定します。検索するのは1列目です。
ですので、ここではB7:D17になります。
「範囲」は、表全体の範囲を指定する

「列番号」は、製品名を表示させたいので、2列目の2になります。
「列番号」は、製品名を表示させたいので、2列目の2にする

「検索方法」は省略するか[TRUE]を入力すると、見つからなかった場合、近似値が検索されます。
近似値とは、検索値を超えない最大値が検索されます。
例えば下の場合、コードに「15」を入力すると、11の製品名が表示されます。
「-1」を入力すると、超えない最大値がないのでエラーになります。

[FALSE]を入力すると完全一致で検索します。ですので見つからない場合、エラーになります。
「検索方法」を入力する

以上でVLOOKUP関数の入力完了です。
下の場合、コードが入力されていないのでエラーになっています。
VLOOKUP関数の入力完了

コードを入力すると、製品名が自動的に表示されます。
コードを入力すると、製品名が自動的に表示される

● 単価も自動的に表示するように設定する


単価のセル(C4)に移動し、上の製品名と同様にVLOOKUPの設定を行います。
製品名との違いは「列番号」だけです。
単価は3列目なので、3にします。
VLOOKUPの設定 単価は3列目なので、3にする

これで、コードに対応する、製品名と単価が自動的に表示できました。

このように、1つのデータからそれに属する多くのデータを自動的に入力できるので、入力作業が大幅に短縮できます。
その為、VLOOKUPはExcelの代表的な関数と言われています。
コードに対応する、製品名と単価が自動的に表示できた

関連する記事
関連する記事
VLookup関数をVBA(マクロ)で使い検索する(見つからなければエラー処理を行う)
一つの条件ならVLOOKUP、複数条件ならDGETを使い抽出する
VLOOKUP関数でN/Aエラーを表示させない方法
エラーが発生しているセルを検索する
IFERROR関数を使いエラーを表示させない

2017年5月30日火曜日

スペースを除き、何か入力されていればカウントする|Excel入門

ExcelのCOUNTA関数を使うと、何か入力されていればカウントできますが、スペースまでカウントされてしまいます。そこで、スペースはカウントしないようにします。


下の休暇管理表の、大木さんは3日しか入力されていないのに、合計は5になっています。
小森さんは何も入力されていないのに、合計が1になっています。
原因は、COUNTA関数がスペースが入力されているセルもカウントしているためです。
COUNTA関数がスペースが入力されているセルもカウントしている

スペースをカウントしないように、下記の関数を入力します。
=SUMPRODUCT((TRIM(C5:C11)<>"")*1)

TRIM関数は、前後のスペースを削除する関数です。
SUMPRODUCT関数は、配列の対応する要素間の積をまず計算し、さらにその和を返す関数ですが、複数条件に合ったデータを合計するのによく使われます。
ここでも、空でないセルを合計しています。
*1(×1)しているのは、SUMPRODUCT関数は「TRUE」か「FALSE」が返るため、これを×1して数字にしています。
スペースをカウントしない関数を入力する

関連する記事
関連する記事
セルに何か入力されていればカウントする
余分なスペースを削除するTRIM関数を使う

2017年5月29日月曜日

セルに何か入力されていればカウントする|Excel入門

セルに、何か入力されていればカウントするには、COUNTA関数を使います。


下の休暇管理表には、様々な形式で休暇日が入力されています。
この日数をカウントし、合計を求めます。
休暇管理表

リボンの[数式]~関数ライブラリ[その他の関数]~[統計]~[COUNTA]をクリックします。
[統計]~[COUNTA]をクリックする

関数の引数ダイアログが表示されます。
値1に合計する範囲を指定します。
関数の引数ダイアログ

これで入力されているセルがカウントできました。
入力されているセルがカウントできた

隣のセルにコピーすれば完了です。
隣のセルにコピーすれば完了

<注意>
下のようにスペースが入力されていてもカウントされます。
スペースが入力されていてもカウントされる

関連する記事
関連する記事
重複をカウントするには
ブック内のシート枚数をカウントする
シート内の文字数をカウントする
関数をダイアログボックスから入力する
DATEDIF関数が関数ライブラリにない