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2018年3月17日土曜日

書き込みパスワードの設定と解除方法|見るのはいいけど保存はダメ

Excelで書き込みパスワードを設定する方法と解除する方法です。

書き込みパスワードとは、見るのはできるが、保存はできなくする機能です。これにより大切なデータや、時間を掛けて作成した関数やマクロ入りのシートを保護できます。

書き込みパスワードを設定する方法


リボンの[ファイル]をクリックします。
リボンの[ファイル]をクリック

メニューの[名前を付けて保存]から[参照]ボタンをクリックします。
名前を付けて保存]から[参照]ボタンをクリック

名前を付けて保存ダイアログが開きます。
右下の[ツール▼]をクリックし、表示されるメニューの[全般オプション]をクリックします。
名前を付けて保存ダイアログ

全般オプションダイアログが開きます。
「書き込みパスワード」にパスワードを入力し[OK]ボタンをクリックします。
全般オプションダイアログ

パスワードの確認ダイアログが開きます。
「書き込みパスワードをもう一度入力してください」に、上と同じパスワードを入力します。
パスワードの確認ダイアログ

ファイル名を入力し保存します。
ファイル名を入力し保存する

第三者が書き込みパスワードが設定されたブックを開いた場合


ブックを開こうとすると、パスワード ダイアログが開きます。
[読み取り専用]ボタンをクリックします。
[読み取り専用]ボタンをクリック

読み取り専用で開いたブックを上書き保存しようとすると「(ファイル名)は読み取り専用のため、上書き保存できません。変更内容を維持するためには、新しい名前でブックを保存するか、別の場所に保存する必要があります」とメッセージが表示され、上書き保存できません。
読み取り専用で開いたブックを上書き保存する場合

書き込みを解除する方法


ブックを開くと表示されるパスワードダイアログに、設定したパスワードを入力します。
パスワードダイアログに、設定したパスワードを入力

設定した時と同じ手順で、名前を付けて保存ダイアログから全般オプションを開きます。
書き込みパスワードを削除し空白にします。
これでブックを上書き保存すれば、書き込みパスワードは解除できます。
書き込みパスワードを削除し空白にする