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2016年6月22日水曜日

オートフィルターの抽出結果を反映した合計を求める

Excel2013で、オートフィルターの抽出結果を反映した合計を求めます。

合計を求めるSUM関数とSUBTOTAL関数を比較して行います。

下の表はSUM関数を使い、販売数の合計を求めています。
SUM関数を使い、販売数の合計を求める

オートフィルターを設定します。

1.項目名を含めた販売数のセル範囲を選択します。
2.リボンの[データ]~[フィルター]をクリックします。
[データ]~[フィルター]をクリックする

これで販売数の項目名にオートフィルターのボタンが表示できました。
項目名にオートフィルターのボタンが表示

オートフィルターを使い[数値フィルター]~[指定の値より大きい]をクリックします。
[数値フィルター]~[指定の値より大きい]をクリックする

オートフィルターオプションダイアログボックスが開きます。
抽出条件の設定を行います。
ここでは「999」より大きいデータを抽出します。
オートフィルターオプションダイアログボックス

「999」より大きいデータを抽出した結果です。
合計値は変わらず、オートフィルターの抽出結果が反映されていません。
「999」より大きいデータを抽出した結果

SUM関数をSUBTOTAL関数に変更します。
引数の集計方法は「非表示の値を含まない」合計を求める「109」にします。
=SUBTOTAL(109,C3:C14)
SUM関数をSUBTOTAL関数に変更する

これでオートフィルターを使い「999」より大きいデータを抽出すると、合計に反映されています。

このようにオートフィルターを使い結果を計算する場合は、SUBTOTAL関数を使い101からの引数を使用します。
「999」より大きいデータを抽出すると、合計に反映される

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