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2014年6月19日木曜日

VBAで For Next を使ってみる

Excel2013のVBAで For Next を使ってみます。

For Nextを使うと指定した回数、繰り返し処理を行うことができます。
■構文
For カウンタ変数 = 初期値 To 繰り返し数
    処理内容
Next

リボンの[開発]-コントロールグループの[コードの表示]をクリックします。
コードの表示のヒントです「コントロールの Visual Basic コードを編集します。」
Visual Basic コードを編集
下記のコードを入力します。
Sub fornext()
    For i = 1 To 10
        Cells(i, 2) = i
    Next
End Sub
コードを入力
Excel画面に戻り、リボンの[開発]-コードグループの[マクロ]をクリックします。
コードグループの[マクロ]をクリック
マクロダイアログボックスが開くので、VBAで入力した先頭行の名前を選択し[実行]をクリックします。
名前を選択し[実行]をクリック
1行目B列のセルに1から10を入力できました。
For i = 1 To 10
    Cells(i, 2) = i
Next
で i が1から10になるまで繰り返します。
1. i が 1の場合 : Cells(1,2)=1 になるので B1セルに1が入力されます。
2. i が 2の場合 : Cells(2,2)=2 になるので B2セルに2が入力されます。
3. i が 3の場合 : Cells(3,2)=3 になるので B3セルに3が入力されます。

10. i が 10の場合 : Cells(10,2)=10 になるので B10セルに10が入力されます。
1から10になるまで繰り返します
通常、For Nextは1づつ増えますが、加算する数を指定することもできます。

■構文
For カウンタ変数 = 初期値 To 繰り返し数 Step 加算値
    処理内容
Next

下記のコードを入力します。
Sub fornext()
    For i = 1 To 10 Step 2
        Cells(i, 2) = i
    Next
End Sub
Step 加算値
入力値もセル位置も+2されました。
入力値もセル位置も+2されました