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2015年5月19日火曜日

INDIRECT関数の分かり易い説明

Excel2013で、分かり難いINDIRECT関数を分かり易く説明します。

INDIRECT関数は、セルを参照する関数なので、参照するセルに名前を付けておくと分かり易くなります。

下表で、「1週目」と「2週目」の数量の総合計を、INDIRECT関数を使い計算します。
数量の総合計をINDIRECT関数を使い計算

■まず名前を定義します


「1週目」と「2週目」の数量範囲全体を選択します。
数量範囲全体を選択

リボンの[数式]-定義された名前グループの[名前の定義]をクリックします。
名前グループの[名前の定義]をクリック

新しい名前ダイアログボックスが開くので、名前を入力します。

ここでは「総合計」と名前を付けました。
名前ダイアログボックスに名前を入力

■合計を計算します


合計するにはSUM関数なので、SUM関数と定義した名前を使った計算式を入力してみます。

=SUM("総合計") と入力しました。

しかし、#VALUEエラーになりました。
#VALUEエラー

次にINDIRECT関数を使って、定義された名前「総合計」を参照します。

=SUM(INDIRECT("総合計"))

これで正常に合計ができました。
INDIRECT関数を使って、定義された名前を参照

このように、INDIRECT関数は「名前の定義」と組み合わせて使えば、分かり易くなります。