Excel2013で、オートフィルターの抽出結果を反映した合計を求めます。
合計を求めるSUM関数とSUBTOTAL関数を比較して行います。下の表はSUM関数を使い、販売数の合計を求めています。
オートフィルターを設定します。
1.項目名を含めた販売数のセル範囲を選択します。
2.リボンの[データ]~[フィルター]をクリックします。
これで販売数の項目名にオートフィルターのボタンが表示できました。
オートフィルターを使い[数値フィルター]~[指定の値より大きい]をクリックします。
オートフィルターオプションダイアログボックスが開きます。
抽出条件の設定を行います。
ここでは「999」より大きいデータを抽出します。
「999」より大きいデータを抽出した結果です。
合計値は変わらず、オートフィルターの抽出結果が反映されていません。
SUM関数をSUBTOTAL関数に変更します。
引数の集計方法は「非表示の値を含まない」合計を求める「109」にします。
=SUBTOTAL(109,C3:C14)
これでオートフィルターを使い「999」より大きいデータを抽出すると、合計に反映されています。
このようにオートフィルターを使い結果を計算する場合は、SUBTOTAL関数を使い101からの引数を使用します。
フィルターの件数を表示する
フィルターオプションを設定する
フィルターで以上以下の複合条件を指定し抽出する
SUBTOTAL関数を使い、複数の表から合計・平均・最大・最小を求める
絶対知っておきたい数値を合計するSUM関数の使い方