参加者の番号を入力すると、名簿から検索し[氏名]と[地区]を自動的に表示させます。
検索するにはVLOOKUP関数を使います。 VLOOKUP関数は指定した列範囲からデータを検索し、指定した列の値を返す関数です。 番号・型式・電話番号などから必要なデータを取り出すことができるので、大変役に立つ関数です。
・構文 : VLOOKUP(検査値、範囲、列番号、検査の型)
検査の型とは
- FALSE 又は 0 : 完全に一致する値だけが検索されます
- TRUE 又は 1: あいまい検索を行います
下シートは左の参加者の番号を入力すると、右の名簿から検索し氏名と地区を表示します。
参加者の氏名には下記の関数が入力されています。
=VLOOKUP(B4,$F$4:$H$50,2,FALSE)
B4の番号を$F$4:$H$50の名簿から検索し、見つかれば2列目の値を返すという意味です。
参加者の地区には下記の関数が入力されています。
=VLOOKUP(B4,$F$4:$H$50,3,FALSE)
B4の番号を$F$4:$H$50の名簿から検索し、見つかれば3列目の値を返すという意味です。
番号を入力すると名前と地区が表示されました。
■更新履歴
2016/05/22 : タイトルを「VLOOKUPの使い方 - 指定した列範囲からデータを検索し、指定した列の値を返す関数」から「必需関数であり使えると自慢できる関数:VLOOKUPの使い方」に変更しました。